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 ミシシッピアカミミガメは一九五〇年代後半から「ミドリガメ」の愛称で多数輸入されたが、近年、捨てられた個体が繁殖している。環境省は二〇一五年、生態系などに被害を及ぼすとして「緊急対策外来種」に認定した。
 静岡市生まれの白輪さんは、物心がついた時から爬虫(はちゅう)類が大好きだった。幼稚園の頃には、家にあった動物事典の爬虫類のページだけがぼろぼろに。中学生になるとエキゾチックな海外の爬虫類に魅了され、高校卒業後は海外で買い付けた爬虫類を日本の業者に売る動物商になった。
 仕事のなかで、飼い主に捨てられた外来生物が、生態系や農作物に被害を及ぼしているという声を多く聞いた。徳島県ではミドリガメによる、レンコンの食害被害も明らかになった。「動物商は売ったら終わりの世界。でも、それだけじゃいけない」。一二年にイズーを開園すると、爬虫類の引き取りを始めた。
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